皆さん、こんにちは。兵庫県神戸市を拠点に、兵庫県南部地域で総合建設業やリフォーム事業を手掛ける橋本建設株式会社です。
「建設業は離職率が高い」「若手が定着しにくい業界なのではないか」
――そのような印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。とくに建築施工管理として働く方のなかには、今後の働き方や職場環境について考えることもあるのではないでしょうか。
たしかに、人手不足や働き方の課題が語られることは少なくありません。しかし、実際の離職率に関するデータを見ると、一般的なイメージとは異なる面もあります。
この記事では、建設業の離職率に関する公的データをもとに現状を整理し、若手が辞める背景、そして長く働ける会社に共通する特徴について詳しく解説します。
■建設業の離職率は本当に高いのか?数字で見る現状と「人手不足」のリアル

「建設業は人がすぐ辞める業界」と思われがちですが、数字を見ると少し違った姿が見えてきます。まずは業界全体の実態を確認してみましょう。
・実は他産業より低い?建設業全体の離職率は約10%
厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概要」によると、建設業の離職率は2024年で10.0%、2023年で10.1%と、おおむね10%前後で推移しています。
一方、全産業平均は2024年で14.2%、2023年で15.4%です。宿泊業・飲食サービス業は2024年で25.1%と、さらに離職率が高くなっています。
この比較から分かるのは、建設業全体の離職率は、他産業と比べて特別高いわけではなく、むしろ平均より低い水準だということです。業界全体が不安定で人が定着しないという単純な見方は実態と異なります。
参考:厚生労働省 - 令和6年 雇用動向調査結果の概要
・ただし「高卒の若手(入社3年以内)」の離職率が高いのが課題
課題は若年層の早期離職です。厚生労働省の新規学卒者離職状況によると、2022年3月卒業者の3年以内離職率は、高卒就職者の建設業で約41.4%でした。これは全産業平均の約37.9%を上回ります。
一方、大卒就職者では、建設業の3年以内離職率は約30.5%でした。全産業平均は約33.8%で、建設業のほうが低い結果となっています。
つまり、建設業全体の離職率は高くない一方で、若手、とくに高卒入社者の定着には課題が残っているといえます。
参考:厚生労働省 - 新規学卒者の離職状況
・建設業で進む高齢化と世代交代という課題も
離職率だけでは見えにくい課題として、建設業における就業者の年齢構成の偏りも挙げられます。
国土交通省の資料によると、建設業就業者に占める55歳以上の割合は36.7%で、全産業平均の32.4%よりも高い状況です。さらに現場を支える技能者では、60歳以上が25.8%を占めており、今後10年で引退世代の増加が見込まれています。
一方で、29歳以下の割合は11.7%にとどまっています。若手層が厚いとはいえないなかでベテラン世代の引退が進めば、人材確保や技術継承という課題が現実として重くのしかかってきます。
参考:国土交通省 - 改正建設業法「令和7年12月施行分」説明会
■なぜ辞めてしまうのか?建設業における離職の主な原因

建設業の離職率は高いと思われがちですが、実際のデータを見ると、他産業と比べて特別高いわけではありません。一方で、若手の早期離職や人材の定着は、業界全体の課題としてたびたび挙げられています。厚生労働省の調査でも、休日の確保や若手育成、職場環境の整備は重要なテーマとされています。ここでは、現場で離職につながりやすい主な要因を見ていきましょう。
・長時間労働の常態化と休日の少なさ
建設業では、以前に比べて週休2日制の導入や働き方改革が進んでいるものの、現場によって差があるのも実情です。工期が厳しい現場では工程の遅れを取り戻すために業務が集中し、残業が増えることがあります。
とくに施工管理職は、現場管理に加えて工程調整、書類作成、写真整理、協力会社との連絡など、担当範囲が広くなりがちです。「現場が終わってからデスクワークが始まる」と感じる人もおり、休みの取りにくさや長時間労働が離職理由になるケースもあります。
・現場での厳しい人間関係とコミュニケーション
建設現場では、発注者、設計担当者、職人、協力会社、近隣住民など、多くの立場の人と関わりながら仕事を進めます。施工管理職はその間に立つことが多く、人間関係の負担を感じやすい仕事です。
たとえば、工期を優先したい発注者と、安全面を重視したい現場側の意見が食い違うこともあります。どちらにも配慮しながら調整を続けるなかで、気疲れしてしまう人も少なくありません。世代によって仕事の進め方や伝え方が異なることで、意思疎通に苦労する場面もあります。
・賃金や評価制度に対する不満
責任の大きい仕事である一方、「仕事量のわりに給与が見合っていない」と感じる人もいます。経験を積むほど任される範囲が広がるため、負担と待遇の差に不満が出やすくなります。
また、「資格を取ったのに手当があまり増えない」「頑張っても何を評価されるのか分かりにくい」と感じる職場では、将来像を描きにくくなります。厚生労働省の調査でも、人材定着には処遇改善や職場環境の見直しが重要とされており、給与額だけでなく、評価制度の分かりやすさやキャリアパスの明確さも欠かせません。
参考:厚生労働省 - 建設業における雇用管理現状把握 実態調査報告書 令和 6 年度調査
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■離職率改善へ!建設業界で進む「働き方改革」と対策

建設業では、長時間労働や休日の少なさ、人材定着といった課題に対し、業界全体で改善の動きが進んでいます。以前のイメージのままではなく、働き方や職場環境は少しずつ変わり始めています。ここでは、近年とくに進んでいる主な取り組みを見ていきましょう。
・労働時間の適正化と「週休2日制」の推進(働き方改革)
2024年4月から、建設業にも時間外労働の上限規制が適用されました。いわゆる「2024年問題」として注目されたテーマで、これまでのように長時間労働を前提とした働き方は見直しが進んでいます。
その影響もあり、現場閉所日を設けて休みをつくったり、土日休みを増やしたりする会社も増えてきました。「休めないのが当たり前」という空気は変わりつつあります。休日をしっかり取れるかどうかは、今や会社選びの大切な基準になっています。
・現場の負担を減らす「DX・ICT技術」の積極活用
建設業では、紙の書類や電話中心のやり取りが長く残ってきました。しかし近年は、施工管理アプリやクラウド共有ツールの導入が進み、現場業務の効率化が加速しています。
たとえば、写真整理を自動化したり、図面や工程表をスマートフォンやタブレットで確認したり、オンライン会議で移動時間を減らしたりと、以前は手間だった業務が見直されています。とくに施工管理職にとっては、現場から戻って夜遅くまで事務作業をする負担を減らす動きにもつながっています。
・教育体制と評価制度のアップデート
以前は「先輩の背中を見て覚える」「現場で慣れていく」という育成方法が中心の会社も少なくありませんでした。しかし今は、若手定着のために研修制度や面談制度を整える企業が増えています。
また、「何を頑張れば評価されるのか分からない」という不満を減らすため、資格取得支援や昇格基準の明確化に取り組む会社もあります。ただ働くだけでなく、成長しやすいか、将来の見通しが持てるかも重視される時代になっています。
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■【橋本建設の取り組み】神戸市で建築施工管理が長く安心して働ける環境づくり

橋本建設では、建築施工管理として長く働ける環境づくりに取り組んできました。労働環境の改善や人材育成など、現場で働く人が日々の変化を実感できることを大切にしています。
・残業削減、休日取得に向けた当社のリアルな実績
月平均残業時間は10時間以下と、施工管理職としては比較的働きやすい水準を目指しています。現場ごとの業務量を調整し、特定の社員だけに負担が偏らない体制づくりにも取り組んでいます。
また、2026年から年間休日120日へ拡充し、有給取得推進日も設けています。時間単位での有給取得にも対応しており、「少しだけ休みたい」「家庭の予定に合わせたい」といった場面でも利用しやすい制度です。
・施工管理の負担を減らす「IT・DXツール」の導入
橋本建設では、現場管理アプリANDPADやZoomなどを活用し、業務の効率化を進めています。現場写真の共有、工程確認、社内外の打ち合わせなどをスムーズに行える体制です。
「現場が終わってから事務作業が始まる」という負担を少しでも減らし、本来の現場管理や段取りに集中しやすい環境づくりを進めています。
・未経験からプロへ!5年間の育成プログラム『はしけんアカデミー』
2025年秋に開校した「はしけんアカデミー」は、未経験者や若手社員を対象とした独自の育成制度です。入社後5年間を成長期間と位置づけ、段階的に知識と実務を学べる仕組みを整えています。
いきなり現場へ出して放っておくのではなく、基礎から着実に育てるプログラムで、異業種からの転職者や経験の浅い方でも挑戦しやすい環境を整えています。
・頑張りを正当に評価する明確なキャリアパスとサポート体制
橋本建設では、資格取得支援制度を整えており、取得後は資格手当として待遇へ反映しています。たとえば、1級建築士は月55,000円以上、1級建築施工管理技士は月34,000円、2級建築施工管理技士は月8,000円です。
そのほか、住宅手当(月53,000円)、昼食補助(月11,000円)、家族手当など福利厚生も充実しています。努力や成長が見える形で評価されることは、安心して長く働くうえで大切な要素です。
■まとめ:変わりゆく建設業界で、次のステージを考えてみませんか?

建設業には、人材不足や若手定着、働き方の見直しなどの課題があります。とはいえ、業界全体の離職率は特別高いわけではありません。近年は、週休2日制の推進や残業時間の削減、DXによる業務効率化など、経験者にとっても職場を選びやすい時代へと変わりつつあります。
建築施工管理として経験を積んできた方にとって、これからは「続けるか辞めるか」だけでなく、「どこで働くか」も重要なテーマです。資格や実績を活かしながら、より働きやすい環境や、正当に評価される会社へ移ることは、前向きなキャリア選択といえるでしょう。
橋本建設でも、年間休日120日への拡充、残業削減、DX活用、人材育成制度の整備を進めています。神戸で施工管理経験を活かし、腰を据えて長く働ける環境を探している方は、橋本建設も選択肢の一つとしてぜひご覧ください。
■働きやすさも成長も。橋本建設では未経験・経験者問わず建築施工管理を募集しています!

建築施工管理として経験を積んできた方ほど、これから重視したいのは、給与だけではなく、無理なく長く働ける環境や、安心して力を発揮できる職場ではないでしょうか。もちろん、未経験から新たに施工管理へ挑戦したい方にとっても、働きやすさは大切な条件です。
橋本建設は、神戸市を拠点に公共工事・民間建築・住宅リフォームを手がける創業60年以上の総合建設会社です。売上の7〜8割を公共工事が占め、神戸市優良工事表彰も2年連続で受賞しています。地域に根ざした安定基盤のもと、神戸で腰を据えて働ける環境があります。
2026年から年間休日120日へ拡充し、有給取得推進日も整備。月平均残業時間は10時間以下を目指し、施工管理の負担軽減にも取り組んでいます。ANDPADやZoomなども活用し、現場と事務作業の効率化も進めています。
20代・30代の若手社員や女性施工管理スタッフも在籍しており、経験者はもちろん、未経験から成長したい方もなじみやすい職場です。資格取得支援制度や各種手当、福利厚生も整えており、長く働ける環境づくりを進めています。
施工管理の経験を、より良い環境で活かしたい方。これから手に職をつけて成長したい方。神戸で腰を据えて働きたい方は、ぜひ橋本建設の採用情報をご覧ください。
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