皆さん、こんにちは。兵庫県神戸市を拠点に、兵庫県南部地域で総合建設業やリフォーム事業を手掛ける橋本建設株式会社です。
街を歩いていて、「このビル、きれいだな」「この施設、使いやすいな」と感じたことはありませんか？
そんな建物の多くには、設計プランナーという仕事が関わっています。
設計プランナーは、オフィスビルや公共施設、マンションなど、私たちの暮らしや仕事を支える空間を形にする役割を担います。図面を描くだけでなく、「どう使われるか」「どう見せたいか」「どう維持していくか」までを考え、建築の最初から最後までを支えるのが仕事です。
「お客様の理想の暮らしを形にする仕事」と聞いて、あなたはどんな職業を思い浮かべますか？その中でも、特に「設計プランナー」という仕事に興味を持ち、この記事にたどり着かれたのかもしれません。
やりがいが大きそうだけど、実際はどんな仕事なのだろう？ 自分にもできるだろうか？将来性はあるのだろうか？
そんな疑問をお持ちの方に向けて、この記事では、リフォーム・建設業界における設計プランナーの具体的な仕事内容から、そのやりがい、必要なスキル、そして将来性までを徹底的に解説します。
■設計プランナーとはどんな仕事？
＜仕事の役割＞
設計プランナーは、建物の設計を中心に、建物ができるまでのすべての過程に関わる仕事です。
お客様が抱く「こんな暮らしがしたい」という漠然とした夢や、「ここが不便だ」という現状の不満。それらの言葉に耳を傾け、奥にある「本当の願い」を専門家として引き出します。そして、建築士や施工管理技士、発注者、協力会社などと連携しながら、法令、安全性、デザイン、コストなどさまざまな条件を整理し、最適な形にまとめていくのが主な役割です。
図面を描くだけでなく、建物が完成した後の使いやすさや維持管理までを見通して計画を立てるなど、総合的な視点が求められます。
＜仕事の流れ＞
・STEP1：クライアントとの打ち合わせ
建物をどのように使いたいか、どんな機能を重視するかをヒアリングします。オフィスビルの用途変更や老朽化した建物の改修など目的に応じて機能やデザインの方向性を整理し、予算やスケジュールも確認します。
・STEP2：現地調査
建物の構造や敷地条件、法規制、インフラ状況などを調べ、現場の状態を把握します。
改修では既存建物を活かすか建て替えるかの判断も行います。調査の精度が高いほど、設計や工事がスムーズになります。
・STEP3：設計・プランニング
CADやBIM（ビルディング・インフォメーション・モデリング）などを使い、構造・設備・意匠の整合性を取りながら設計を進めます。3Dモデルで完成イメージを共有しつつ、使いやすさやメンテナンス性まで提案することもあります。
・STEP4：見積・契約
設計内容をもとに、営業や積算担当と連携しながら、コストを調整します。資材や工期のバランスを確認しつつ、お客様に分かりやすく説明します。
・STEP5：現場との連携（施工管理）
設計図面の意図が現場で正しく反映されているかを確認します。施工管理技士（1級・2級）と協力し、進行状況や品質をチェック。必要に応じて設計の修正や調整も行います。
・STEP6：竣工・引き渡し
建物が完成した後は、実際の使われ方を確認し、必要に応じてメンテナンスや改修の提案を行います。引き渡しはゴールではなくスタートです。建物を長く大切に使ってもらうため、アフターフォローまでしっかり見届けます。
■設計プランナーのやりがいと厳しさ
建物が完成した瞬間や、お客様の笑顔に立ち会えるのが、この仕事ならではのやりがいです。
＜最高の瞬間に立ち会える！3つのやりがい＞
・お客様の「ありがとう」が直接聞ける喜び
設計プランナーの仕事は、街の中に「形」として残っていくモノづくりです。完成したビルや施設を多くの人が使っている光景を見ると、自分の仕事が社会に役立っている実感が得られます。
・自分のアイデアが「形」になる達成感
お客様の要望をもとに、空間の使い方や見せ方を考え、少しずつ形にしていくのも設計プランナーの仕事です。最初は図面の中の線が、実際の建物として立ち上がる瞬間には、何度経験しても胸が高鳴ります。
・常に新しい挑戦ができる面白さ
建築の世界は常に進化しています。新しい建材、省エネ技術、BIMなど、時代に合わせて学ぶことがたくさんあります。最初は知らないことばかりでも大丈夫です。先輩やチームと一緒に覚えていく中で、自分の知識が次の提案につながる楽しさを感じられます。
<知っておきたい仕事の厳しさ>
設計プランナーは、建物の安全性や快適さに関わる重要な部分を担います。特に公共建築や大規模な施設では、一つひとつの判断が、多くの人の生活に影響します。慎重さや正確さが求められますが、自分の仕事に責任を持つことが信頼や成長につながります。
建築は、プランナーの一人で完結する仕事ではありません。お客様、施工管理技士、職人さん、行政など、たくさんの人と関わりながら進めていきます。意見の違いが出ることもありますが、話し合いを重ねてより良い形にまとめていく過程も、建築の面白さのひとつです。
建築基準法の改正や新しい技術の導入など、この業界では「変化」が当たり前。最新の情報をキャッチしながら、柔軟に取り入れていく姿勢が大切です。とはいえ、最初からすべてを知っている必要はありません。
橋本建設のように、教育制度やフォロー体制のある会社で働けば、少しずつ経験を重ねながら、着実にスキルを伸ばしていけます。
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■設計プランナーに必要なスキル・資格は？
設計プランナーとしてプロジェクトの采配をふるうためには、人とのコミュニケーションやセンス、そして資格も大切になってきます。
・経験者、未経験者共通で求められるスキル
まず大切なのは、人の話を丁寧に聞く力です。クライアントの言葉の奥にある要望を酌み取り、それを設計に反映できるかどうかが仕事の質を左右します。
また、協力会社や施工管理技士とのやり取りも多いため、相手の立場を理解しながら話せるコミュニケーション力も欠かせません。
さらに、空間をイメージする力も大切です。完成後の使われ方をイメージできる力や、デザインセンスが求められます。
・あると有利な資格、スキル
専門資格や設計ツールのスキルを持っていると、設計や現場との連携がよりスムーズになります。代表的なのは「一級・二級建築士」や「1級・2級建築工事施工管理技士」です。
さらに「建築積算士」「設備設計一級建築士」「インテリアコーディネーター」なども、業務内容に応じて役立ちます。加えて、CADソフトやBIMの操作スキルも現代の設計では欠かせません。
デジタルツールを活用して図面や3Dモデルを作成することで、チーム内での情報共有がスムーズになり、お客様にも完成イメージを分かりやすく伝えられます。
資格は入社後に取得を目指す人も多く、橋本建設では資格取得支援制度が整っています。
実務を通じて学びながらステップアップできる環境があるため、未経験の方でも安心して成長していけます。
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■設計プランナーのキャリアパスと将来性
設計プランナーとして成長するステップと、業界全体の展望を見ていきましょう。
・社内でのキャリアアップ
入社後は、先輩のサポートを受けながら図面作成や現場同行などを通して経験を積みます。
プロジェクトの進め方や関係者との調整を学び、少しずつ自分の担当を持つようになります。将来的には設計・施工の両面を理解したプロジェクトリーダーを目指すこともできます。
・専門性を磨く道
BIM、省エネ設計、耐震改修など、特定の分野に強みを持つキャリアパスもあります。公共施設や大型ビルの改修案件では、こうした知識や技術を持つプランナーが重宝されます。
・働き方の多様化
最近は時短勤務やリモート対応を取り入れる会社も増えています。設計ソフトや打ち合わせツールが進化したことで、場所や時間に縛られずに働ける環境も整いつつあります。
橋本建設でもDX（デジタルトランスフォーメーション）を進め、効率的な働き方を推進しています。
》【2025年版】建築・建設業界の今後はどうなる？現状の課題や今後求められる人材を解説！
■まとめ
この記事では、設計プランナーの仕事内容から、そのやりがい、厳しさ、必要なスキル、そして将来性まで解説してきました。
設計プランナーは、専門的なスキルを身につけ、お客様の人生に深く寄り添いながら、自分自身も成長し続けられる、非常にクリエイティブで魅力的な仕事です。
もしあなたがこの記事を読んで、この仕事の魅力に心を動かされ、「自分の経験やスキルを、もっと自分らしい働き方で活かしたい」と感じ始めているなら、「橋本建設」で実現しませんか？
■橋本建設で「設計プランナー」を目指しませんか？
橋本建設は、神戸市を拠点に、公共工事やオフィスビル、集合住宅など、地域のまちづくりに関わる建築を手がける総合建設会社（ゼネコン）です。創業から60年以上にわたり、確かな技術力で信頼を積み重ね、神戸市優良工事表彰を2年連続で受賞しています。
美しい神戸の街並みや建物に携わることを誇りとし、公共工事を軸に、民間の新築・リノベーションも数多く手がけ、着実に成長を続けています。
社内では20〜30代の若手社員が中心となって活躍しており、未経験からスタートした社員や、女性の施工管理スタッフも活躍中です。入社後は先輩が丁寧にサポートするため、専門知識がなくても安心して学んでいけます。2025年秋には、未経験者向けの研修制度「はしけんアカデミー」も開講予定です。
働きやすい環境づくりにも注力しており、2026年からは年間休日が120日に増え、有給も時間単位で取得可能です。資格手当や住宅手当、昼食補助などの制度も整っており、働きながらしっかり成長できる会社です。
デジタル化にも積極的で、施工管理アプリ「ANDPAD」などを活用し、現場とオフィスの連携をスムーズにしています。効率的に働ける環境の中で、設計・施工のどちらにも関わりながらスキルを伸ばせるのが橋本建設の魅力です。
「人・まち・暮らしの安心を守る」――。そんな思いを大切に、地域に根差した建築に携わりたい方に、ぴったりの職場です。あなたの経験やアイデアが、神戸の景色をつくる一歩になるかもしれません。モノづくり、まちづくりに興味のある方、ぜひ一緒に働きませんか。
Instagramもやっていますのでぜひご覧ください。
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