皆さん、こんにちは。兵庫県神戸市を拠点に、兵庫県南部地域で総合建設業やリフォーム事業を手掛ける橋本建設株式会社です。
「リフォームはお客様とのコミュニケーションや調整が多いと聞くけれど、施工管理は大変なのでは?」 「リフォームの施工管理はやっていて楽しいのだろうか」 「きついという話も耳にするので、自分にできるのか不安」
こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
リフォームの施工管理は、既存の建物を扱う難しさや住まい手との距離の近さなど、新築とは異なる特徴があります。そのため、やりがいや楽しさがどこにあるのか、逆にどこが負担になるのかが見えにくく、判断しづらい職種でもあります。
この記事では、リフォーム施工管理の仕事の実際を整理しながら、「どんな場面で楽しさが生まれるのか」「なぜ大変と言われるのか」をわかりやすく解説します。
■リフォーム施工管理の「仕事内容」とは?

リフォームの施工管理は、新築とは異なる難しさと楽しさを併せ持つ仕事です。まずは、どんな業務を担うのかを整理してみましょう。
・具体的な役割
リフォーム施工管理の仕事は、お客様の話を丁寧に伺うところから始まります。 既存の住まいで感じている不満や改善したい点、理想の暮らし方を直接ヒアリングし、設計プランナーとともに最適な改修計画を組み立てます。
工事が始まると、現場の司令塔として、職人や資材の手配、スケジュール管理、安全管理、品質確認を行います。リフォーム現場において、建物の状態は一つとして同じではありません。配管の位置、壁の構造、劣化の程度などを調査し、状況に合わせて工法を判断する専門性が求められます。
・新築との違い
新築が「0から1をつくる仕事」だとすれば、リフォームは「既存の条件を読み解きながら、最適な答えを導き出す仕事」です。
構造の違い、人が住みながら行う工事のスケジュール管理、近隣への配慮など特有の難しさがある一方、お客様との距離が近く、感謝を直接受け取れる機会が多いのが特徴です。
》リフォームの施工管理はどんな仕事?他の建築施工管理との違いを紹介!
■リフォーム施工管理が「楽しい」と感じる5つの瞬間

リフォームは物件ごとの条件に大きく左右されるという特性があるため、単調な仕事になりません。現場を通して自分の判断力・知識・経験が蓄積され、成長を実感しやすいのも魅力です。
・お客様からの感謝
長年抱えていた悩みを解決し、暮らしがより良くなる瞬間に立ち会えるのがリフォームの醍醐味です。完成後に「想像以上でした」「毎日帰るのが楽しみになりました」といった言葉をいただくことは少なくありません。こうした感謝の言葉が、次の仕事への励みになります。
・自分の「アイデア」と「工夫」が試される創造性
古い建物では「柱が抜けない」「天井が低い」「設備の更新に制約がある」など、条件が揃わないことが多くあります。その中でどう最善策を導き出すかが腕の見せどころです。職人と相談しながら納まりを工夫し、難しい条件をクリアできた時の達成感は大きいものです。まさに、解き応えのあるパズルに向き合うような面白さがあります。
・飽きることのない「多様な現場」
扱う工事の種類が幅広く、毎回異なる知識・判断が必要になります。キッチンや浴室の改修、間取り変更、外壁補修、バリアフリー化など、工事内容は多岐にわたり、同じ現場はありません。短いサイクルで現場が進むため、知識と経験が積み重なりやすく、自らの成長が実感できます。
・「チーム」でつくり上げる達成感
施工管理は、一人で完結する仕事ではありません。設計プランナー、内装、設備、大工など多くの専門家が協力し合って一つの住まいを完成させます。大変だった現場が無事に完了し、チーム全員で達成感を共有できた時、心から「やってよかった」と思える瞬間があります。
・「ビフォーアフター」という目に見える成果
リフォームほど、成果が目に見えてわかる仕事は多くありません。古く使いにくかった空間が、自分の采配で劇的に変わっていく。その変化を間近で見られることが、仕事を続ける大きな原動力になります。
》施工管理に向いている人の特徴とは?向いていない人でも未経験から活躍できる理由を解説
■「楽しい」だけじゃない。リフォーム施工管理の「きつい」現実

一方で、リフォームには避けて通れない難しさがあります。しかし、だからこそ成長とやりがいにつながるとも言えます。
・予測不可能なトラブル対応
リフォームの現場では、解体して初めて分かる問題がつきものです。雨漏りの発見、構造材の腐食など、想定外の劣化に直面することもあります。こうした状況では、臨機応変な判断と適切な対応が必要です。経験値がものを言う場面でもありますが、対応力が磨かれることで、施工管理としての引き出しが確実に増えていきます。
・お客様と職人の板挟みになる調整業務
お客様の要望は、工事が進むにつれて変わることがあります。一方で、現場の工程や予算には限界があります。その間に立って調整するのが施工管理の役割です。 また、近隣住民への配慮も欠かせません。騒音・振動・駐車スペースなど、細かな配慮が求められます。こうした対応は負担に見えるかもしれませんが、対話力や交渉力が自然と鍛えられます。
・厳守必須の「工期」と「予算」のプレッシャー
リフォームは「蓋を開けてみないとわからない」と言われるように、追加工事が発生する場面が多々あります。したがって、予算調整にも気を配らなければなりません。現場を動かしながら計画を守る力は、施工管理にとって重要な基礎です。こうした経験が、危機管理能力や計画性を磨くことにつながります。
》「施工管理は意外と楽」と言われる理由は?楽だと思える人の特徴やホワイトな会社の選び方を紹介!
■「きつい」を「楽しい」に変える会社選び、その4つの条件とは?

同じ「施工管理」という仕事でも、働く会社によって日々の負担や感じ方は大きく異なります。リフォーム現場は予測しづらい出来事が多いため、個人の努力だけで乗り切る働き方には限界があります。
したがって選ぶべきは、組織として業務を支え、社員が力を発揮できる環境を整えている会社です。現場の負担を軽減する仕組みがあれば、リフォームの難しさは苦しさではなく、やりがいへと変わっていきます。
①「働き方」に本気で取り組んでいるか
建設業は「休みが少ない」というイメージを持たれがちですが、それはすでに過去の話になりつつあります。年間休日120日を掲げ、有給休暇を計画的に取得できる仕組みを整えているか。残業を減らすために、施工管理アプリやタブレットを導入し、現場と事務作業の効率化を進めているか。「努力」ではなく「仕組み」で働きやすさをつくっているかどうかが、本気度の判断材料になります。
②「成長」を支援する仕組みがあるか
リフォーム施工管理は、経験を積むほど仕事の面白さが増す職種です。そのためには、若手や未経験者が成長できる仕組みが不可欠です。資格取得支援や研修制度が整い、1級・2級建築施工管理技士といった資格に挑戦できる環境があるか。さらに、資格取得後の手当がきちんと評価につながるか。キャリアのロードマップが描ける会社ほど、長く続けやすい土台が整っています。
③「人(社員)」を大切にしているか
福利厚生や手当は、会社が社員の生活をどう捉えているかを表す指標です。住宅手当や昼食補助、家族手当など、日々の暮らしを支える制度が整っている会社は、社員を長く大切にする姿勢が自然と表れます。制度はただの数字ではなく、「安心して働ける環境をつくる」という会社の意思そのものです。
④「安定」した経営基盤があるか
公共工事を担当するなど、安定した事業をしっかり持っている会社は、景気に左右されにくく、安心して働き続けることができます。地域での信頼や表彰実績がある会社は、品質を重視し、無理のない工程管理を徹底する文化が育っています。 また、転勤がなく地域に根ざして働ける環境は、暮らしのリズムを大切にしたい人にとって大きな魅力となります。
》リフォーム施工管理者のキャリアパスとは?取得すべき資格や成功するためのポイントを紹介!
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■まとめ

リフォーム施工管理は、既存建物を相手にするからこその難しさがありますが、その分、経験が蓄積しやすく、自分の成長を実感しやすい仕事です。
また、リフォームは暮らしの課題を直接解決するため、お客様からの感謝を最も近くで受け取れる職種でもあります。施工管理の采配ひとつで空間が大きく変わるため、完成時の達成感は大きく、やりがいの源になります。
そしてこの仕事を「楽しい」と思えるかどうかは、会社の環境によって大きく左右されます。働き方改革を進めているか、成長を支える制度があるか、社員を大切にしているか、安定した基盤を持っているか。こうした条件が整った会社であれば、リフォーム特有の難しさは、負担ではなくやりがいへと変わります。
リフォーム施工管理に興味を持つ方は、自分の力をきちんと発揮できる職場を選ぶことが、長く続けるための第一歩です。
■橋本建設ではリフォームの建築施工管理技士・設計プランナーを募集しています!

もしあなたが「今の仕事に物足りなさを感じている」「もっとお客様の近くで働きたい」「自分のスキルで人を喜ばせたい」「未経験からでも挑戦したい」と願うなら、リフォームの施工管理は最高の舞台です。そして橋本建設は、リフォームの施工管理の「きつい」を「楽しい」に変える4つの条件を、具体的な取り組みとして形にしています。
①働きやすさを支える本気の投資
橋本建設では、年間休日を2026年から120日に増やし、有給取得推進日も整備しています。残業は月平均10時間以下を維持し、ANDPADなどのDXを導入して、移動・書類作業・報連相のムダを徹底的に削減。「努力」ではなく「仕組み」で働きやすさをつくることを大切にしています。
②未経験でも安心して成長できる環境
橋本建設ではこれからの建設業を支える人材を本気で育成しようと、さまざまな取り組みを行っています。「はしけんアカデミー」では、入社5年間で一人前の技術者へ成長できる独自プログラムを整備。若手や女性の施工管理スタッフも多く、相談しやすい環境が根付いています。資格取得支援制度もあり、キャリアのロードマップを描きながら成長できます。
③人を大切にする手厚い待遇と、公正な評価制度
生活を支える住宅手当(月53,000円)、昼食補助(月11,000円)など、日常の負担を軽減する制度が整っています。資格手当も業界トップクラスで、1級建築士:55,000円、1級建築施工管理技士:34,000円、2級建築施工管理技士:8,000円……と、努力がそのまま給与に反映される明確な評価の仕組みがあります。
④創業60年超の安定基盤と地域からの信頼
売上の7~8割を公共工事が占める安定基盤があり、神戸市優良工事表彰も連続受賞。
地域密着で転勤がなく、神戸で腰を据えてキャリアを築ける職場です。品質や社員の働きやすさを大切にする文化が根付いているため、無理な工程が強行されるような働き方とも無縁です。
橋本建設では、経験者はもちろん、キャリアアップをめざす若手の方も歓迎しています。
「まずは雰囲気を知りたい」「どんな働き方ができるのか話を聞いてみたい」という方に向けて、履歴書不要のカジュアル面談もご用意しています。
せっかくやりがいのある建設業界で働くのなら、「楽しさ」も大切ですよね。そんな成長と楽しさを両立させたいという方、ぜひ一緒に働きましょう。
Instagramもやっていますのでぜひご覧ください。
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