建設業界「見て覚えろ」はもう古い? 「若手を独りにしない」定着サポートと将来性  

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皆さん、こんにちは。兵庫県神戸市を拠点に、兵庫県南部地域で総合建設業やリフォーム事業を手掛ける橋本建設株式会社です。


施工管理の仕事に興味はあるものの、「未経験からでも大丈夫なのか」「若手は現場で放置されるのではないか」という不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


とくに、施工管理技士として長く働くことを考えたとき、重要になるのが会社の育成体制や働き方です。今、建設業界は需要が底堅く推移する一方で、若手や中堅技術者が安心して働き続けられる環境づくりへと、大きく舵を切り始めています。


今回は、変わりゆく建設現場のリアルな実情と、若手技術者を決して孤立させないための、新しいサポート体制について詳しくお話しします。




■【業界のリアル】なぜ若手は辞めてしまうのか?



建設業界では、毎年一定数の若手が業界に入ってきています。それでも現場を見渡すと、高卒や大卒で入社した社員が、数年以内に離職してしまうケースが少なくありません。


兵庫県建設業協会の広報誌『TRIANGLE』278号では、若年層の定着をテーマに、新入社員や転職希望者への各種調査結果が紹介されています。そこから見えてくるのは、若手が会社選びや就業継続の判断において、「給与水準」以上に、評価の分かりやすさや、相談できる環境の有無を重視しているという傾向です。


では、なぜ若手は現場を離れてしまうのでしょうか。注目したいのは、理由の多くが「仕事がきついから」ではないという点です。施工管理の仕事は、工程・品質・安全といった複数の要素を同時に管理し、日々判断を求められます。とくに経験の浅い段階では、判断に迷う場面も多く、精神的な負担を感じやすくなります。


同誌のデータでも、高卒・大卒の新入社員の場合、現場での不安や孤立感が心理的な負担となり、早期離職につながりやすいことが示されています。


そのため近年は、若手個人の根性や自己解決に任せるのではなく、組織として若手を支える仕組みづくりが、業界全体で重視されるようになっています。


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■「見て覚える」から「言葉で教える」へ。変わりゆく指導スタイル



かつての建設現場では、「仕事は見て覚えるもの」という指導が当たり前でした。しかしこの方法は、教える側の感覚に依存しやすく、若手にとっては理解が追いつかないケースも少なくありません。


現在は、「なぜこの工程が必要なのか」「この順番を守らないとどんなリスクがあるのか」を、言葉や資料で説明する指導が主流になりつつあります。施工管理業務を言語化し、判断基準を共有することで、事故や手戻りを防ぎ、現場全体の安全性と効率を高めることができます。


この取り組みは、若手育成だけでなく、結果として施工管理の残業時間削減にもつながります。ムダなやり直しや突発的な対応が減ることで、計画的な現場運営が可能になるためです。




■「メンター制度」や「DX」が、若手技術者をプロに育てる



広報誌『TRIANGLE』でも、若年層の早期離職をめぐる課題として、業務の負荷そのものよりも、育成やフォローのあり方が定着に大きく影響している点が指摘されています。アンケート結果や現場の取り組み事例からは、若手が判断や対応を一人で抱え込みやすい環境では、不安が蓄積しやすいことが読み取れます。


こうした状況を踏まえ、同誌では有効な対策の一つとして、「メンター制度(専任の相談役を設ける仕組み)」の導入が推奨されています。仕事の進め方だけでなく、仕事上の悩みや判断に迷った場面についても相談できる先輩の存在が、若手技術者にとって安心して現場に向き合うための支えになるとされています。


メンターの存在によって、業務上のミスに対する過度な不安が和らぎ、「分からないことを分からないままにしない」環境が整います。


また、若手が現場で孤立しないためには、情報共有の方法も重要になります。現場が分散する中で、離れた場所にいても状況を共有し、相談できる環境づくりの必要性が高まっています。


こうした考え方を受け、近年は施工管理アプリやチャットツールなどを活用した、いわゆるDXの取り組みが、若手育成の面でも注目されています。


こうした育成やサポートの仕組みは、目先の働きやすさだけでなく、施工管理として経験を積み重ね、将来の選択肢を広げていくうえでも重要な要素です。


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■【当社の取り組み】橋本建設は「若手を独りにしない」チーム体制



施工管理では、現場の判断だけでなく、自分自身のキャリアに迷いが生じる瞬間が訪れます。一人で抱え込むか、すぐに相談できるかで、仕事の進めやすさも将来への見通しも大きく変わってきます。橋本建設では、若手の施工管理技士が孤独を感じないよう、チームで支える体制を整えています。



・同世代の先輩が多数在籍

建設業界は高齢化が進んでおり、「現場に行ったらベテランしかいない」という会社も少なくありません。しかし、橋本建設には20代・30代の若手社員が多く在籍しています。年齢の近い先輩がいることで、施工管理の基本的な疑問から、現場での判断に迷ったときまで、気軽に相談できる環境があります。

また、「未経験からスタートした先輩」も多いため、初心者がどこでつまずくか、どんな不安を抱えているかを理解してくれます。この「共感してくれる先輩の存在」が、当社の定着率の高さに繋がっています。



・チーム体制でのフォロー

新人を現場任せにして放置することは絶対にありません。現場の判断や進行を一人で抱え込まないよう、会社全体でフォローする体制を整えています。

現場では、施工管理アプリ「ANDPAD」や「Zoom」などのDXツールを全社的に導入しています。これにより、移動時間や事務作業の負担を抑え、現場管理やコミュニケーションに集中できる環境を整えています。その結果、月平均の残業時間は10時間以下を実現しています。「見て覚えろ」ではなく、ツールを使って情報を共有し、チーム全員でプロジェクトを進める。それが橋本建設のスタイルです。



・「失敗」を責めない風土

施工管理の仕事では、判断に迷ったり、思うように進まなかったりする場面も少なくありません。橋本建設では、そうした出来事を個人の責任として終わらせるのではなく、あくまで「次にどう活かすか」を会社全体で受け止める社風があります。こうした積み重ねが、施工管理技士としての判断力や自信を磨く土台となるでしょう。




■まとめ



建設業界は今後も一定の需要が見込まれる一方で、施工管理として長く働き続けるには、育成体制がこれまで以上に重要になっています。


若手が離職を考える背景には、仕事の厳しさそのものよりも、判断を一人で抱え込みやすい環境や、相談しづらさがあります。そのため近年は、メンター制度や情報共有の仕組みづくりなど、人を支える体制に力を入れる会社が増えてきました。


同じ施工管理でも、働き方や成長のしやすさは会社によって大きく異なります。

「どんな環境で経験を積めるか」に目を向けることが、これからのキャリアを考えるうえでの一つの判断軸になるでしょう。



■橋本建設では施工管理技術者が安心してキャリアを築いていける環境を整えています



地域に根ざしたゼネコンとして、神戸市周辺の現場を中心に手がけており、神戸市優良工事表彰を2年連続で受賞、最近では「神戸市営地下鉄 三宮駅東コンコース」が、第70回鉄道建築協会賞にて「入選」するなど、品質と信頼性を積み重ねてきました。売上の7〜8割を公共工事が占める、安定した経営基盤も特長です。


働き方改革にも本気で取り組んでおり、ANDPADなどのDXツールを導入することで、現場と事務作業の負担を軽減。現場任せにせず、業務を分担しながら進める体制が整っており、施工管理一人に業務が集中しないよう配慮されています。施工管理の仕事は、経験を重ねるほど判断の重みが増していくものです。橋本建設では、そうした判断を一人で抱え込ませないよう、チームで支え合う体制づくりを大切にしています。


実際に、月平均残業時間は10時間以下に。1級建築施工管理技士(建築工事施工管理技士)・2級建築施工管理技士としての経験を活かしながら、長く安心して働ける環境づくりに取り組んでいます。経験を活かしながら、次のステップを見据えて働きたい方にとって、腰を据えて成長できる環境です。


神戸のまちづくりに関わりながら、施工管理としてのキャリアを着実に積み重ねていきたい方は採用情報をご覧ください。Instagramもぜひご覧ください。



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