皆さん、こんにちは。兵庫県神戸市を拠点に、兵庫県南部地域で総合建設業やリフォーム事業を手掛ける橋本建設株式会社です。
女性が建設業界で働くことを考えたとき、「体力的に厳しそう」「現場は男性ばかりなのでは」と不安を感じる方は少なくありません。施工管理という仕事に関心があっても、力仕事のイメージが先に立ち、一歩を踏み出せないこともあるでしょう。
しかし実際の施工管理は、重い資材を運ぶ仕事ではなく、工事全体を調整し、品質と安全を守る「管理」の役割です。
今回は、昨年末に神戸・姫路で開催された「女子高校生と女性技術者との交流会2025」のリアルな声をもとに、女性が建設業(施工管理)で活躍できる理由やメリット、そして知っておくべき現場のリアルなデメリットについてお話しします。
■施工管理は女性にはきつい?現場のリアルな仕事内容

建設業に対する「体力勝負」という先入観は、女性にとって進路や転職の選択肢を狭める心理的なハードルになりがちです。まずは現場のリアルな仕事内容を解説します。
・「建設業=力仕事」は職人の仕事。施工管理は「4大管理」を担う
建設の仕事というと、現場で重い資材を運んだり、組み立てる様子をイメージすることでしょう。しかしそれはあくまで、「職人さん」の仕事です。
一方、私たちが募集している「施工管理」は、現場のスケジュールを調整する「工程管理」、予算内で収める「原価管理」、適正な基準を満たす「品質管理」、そして事故を防ぐ「安全管理」という「4大管理」を担うマネジメント職です。いわば、職人さんたちが現場で安全に働くための、段取りや采配を担う役割であり、力仕事ができるかどうかは関係ありません。
具体的な業務イメージを掴みたい方は、「施工管理1年目はどんな仕事をする?仕事内容や橋本建設での働き方を紹介」の記事もあわせてご覧ください。
・「PCより重いモノは持たない」現役女性スタッフの声
兵庫県建設業協会の広報誌『TRIANGLE』278号にて、「女子高校生と女性技術者との交流会2025」の様子が特集されています。参加した女子生徒から寄せられたのは「力仕事は大丈夫?」「女性でも活躍できるか不安」といった、体力面を懸念する率直な質問でした。
この神戸会場でのイベントには、当社の女性施工管理スタッフ・日下部も講師として登壇しました。学生たちの不安に対し、先輩技術者たちから出たのは「パソコンより重いモノは持ったことがないです」という驚きの回答でした。これは決して誇張ではなく、施工管理が「管理業務」であることを端的に表しています。
・デジタル化(DX)で進む「スマートな現場」
同イベントでは「建設ディレクター」という役職の女性も登壇していますが、これは現場の施工管理をサポートし、書類作成や工程調整、写真整理、発注者とのやり取りなどを担う内勤中心の仕事です。
そして近年はITを活用して本社オフィスから現場をサポートする働き方も増えています。橋本建設でも、工程管理や写真共有、図面確認などをクラウド上で一元管理できる施工管理アプリ「ANDPAD」などを活用し、現場の情報をタブレットやPC一つで管理するスマートな働き方が定着しています。施工管理における建設DXでの業務効率化が進むことで、女性の働きやすさも劇的に向上しています。
■女性が施工管理として働く4つのメリット

建設業界では、女性技術者の活躍が年々注目されています。女性が施工管理として働くことには、長期的なキャリアにおいても大きなメリットがあります。
1. 細やかな視点が「安全管理」に、コミュニケーション能力が現場に活きる
施工管理に最も必要なのは、年齢も職種も違う多くの職人さんたちをまとめ上げ、円滑に工事を進めるコミュニケーション能力です。
さらに、女性ならではの細やかな気配りや視点は、現場の小さな異変や危険の芽に気づきやすく、事故やトラブルを未然に防ぐ「安全管理」や「品質管理」において非常に重宝されます。多様な視点が現場の雰囲気を柔らかくし、円滑な工事進行につながるケースが増えています。
2. 全産業の平均よりも高い年収が目指せる
施工管理は専門性の高い職種であるため、日本の全産業の平均年収と比較しても、収入が高い傾向にあります。国税庁や厚生労働省のデータ等を見ても、女性の平均年収と比較して施工管理技術者の年収は高く、スキルや経験に見合った対価をしっかりと得ることができます。実力次第で男女関係なく高収入を目指せるのは大きな魅力です。
3. 手に職がつき、産休・育休後も復帰しやすい
「施工管理技士(1級・2級)」という国家資格を取得すれば、一生モノの「手に職」となります。建設業界は慢性的な人手不足であり、有資格者の需要は常に高く保たれています。そのため、結婚や出産、育児といったライフイベントで一時的に現場を離れてブランクができても、専門知識と資格があることで圧倒的に職場復帰がしやすいという、女性にとって大きなメリットがあります。
なお、2024年の建築施工管理技士の受験資格緩和により、従来よりも早く、柔軟に資格取得に挑戦できるようになっています。
4. 何十年先も街の風景として残り続ける圧倒的なやりがい
自分が手掛けた建物やインフラが、この先何十年もその場所に残り、人々の当たり前の日常を支え続ける。前述した通り、交流会イベントで先輩技術者もそのやりがいについて熱く語っていましたが、仕事の成果が「目に見える形」としてずっと残り続ける感動は、この仕事の最大の魅力です。
■女性が「辞めたい・きつい」と感じる3つのデメリット

メリットが大きい一方で、現場ならではの厳しさがあるのも事実です。入社後のギャップをなくすためにも、デメリットを正しく理解しておきましょう。
1. 残業の発生や、立ち仕事・天候による体力的な負担
重い資材を運ぶことはありませんが、広い現場を見回る長時間の立ち仕事や、夏場の猛暑・冬の寒さといった気候の影響を直接受けるため、体力的なしんどさはあります。また、天候不良による工事の遅れを取り戻すためや、工期が迫っている時期には残業や休日出勤が発生しやすい業界でもあります。業界の構造的な課題について詳しくは、建設業の残業が多い理由と働き方改革の記事でも解説しています。
(※現在は業界全体で「2024年問題」に伴う働き方改革が進められており、労働時間の削減に向けた取り組みが進んでいます。)
2. 男性中心の文化や言葉の荒さに戸惑うことも
現場の職人さんは依然として男性が多く、昔ながらの気質の人が多い環境です。時には言葉遣いが荒く感じたり、指示を出す際にプレッシャーを感じたりすることもあるでしょう。そうしたコミュニケーションの難しさや、男性中心の文化に戸惑い、精神的な負担を感じる女性もいます。
3. 周囲から「やめとけ」と反対されやすい
建設業界に対する過去の「3K(きつい・汚い・危険)」のイメージが世間にはまだ残っています。そのため、施工管理を目指そうとすると、家族や友人から「体力的に無理じゃないか」「女性には厳しい環境だからやめとけ」と心配され、心理的なハードルやストレスになることがよくあります。
■女性が働きやすい建設会社を見極めるポイント

デメリットでお伝えしたような「きつさ」は、選ぶ会社によって大きく軽減することができます。ホワイト企業の特徴や見分けるポイントを知り、失敗しない求人選びをしましょう。
・女性専用のトイレや更衣室は整備されているか
国土交通省の「けんせつ小町」の推進などにより、業界全体で環境整備は進んでいますが、古い現場などではまだ男女共用の設備しかないケースもあります。自社で積極的に設備投資を行い、女性専用のトイレや更衣室、休憩スペースをしっかりと用意している会社かどうかは、日々の働きやすさに直結します。
・ライフイベントに合わせた働き方ができるか(有休・転勤など)
長く働き続けるためには、産休・育休の取得実績があるか、有給休暇が柔軟に取れる社風かが重要です。また、全国転勤がある大手企業か、地域密着型で転勤がない会社かによっても、将来のライフプラン(結婚や子育て)の立てやすさが大きく変わります。転勤なしのゼネコンを選ぶメリットも考慮し、将来のライフプランが立てやすい会社を選びましょう。
・資格取得や未経験へのサポート体制があるか
未経験からスタートする場合、教育体制が整っていないと現場で孤立してしまいます。求人を見る際は、入社後の研修制度があるか、先輩が丁寧に教えてくれる環境か、そして「施工管理技士」の資格取得に向けた費用補助や手当があるかを必ずチェックしましょう。実際に未経験から施工管理になるための会社選びのポイントも参考にしてください。
■【橋本建設の環境】女性も安心して働ける当社のサポート体制

力仕事ではないとはいえ、長く働くための制度と環境は必要不可欠です。橋本建設では女性が安心してキャリアを築ける体制を整えています。
・女性社員の声を反映した「本社ビルのリニューアル」
2024年に約30年ぶりとなる本社ビルのリニューアルを実施しました 。その際、積極的に取り入れたのが、女性社員たちの意見です。仕事の合間にリフレッシュできる明るく開放的な「女子更衣室」や、心地よさにこだわった「女子トイレ」を新設しました 。以前は男女共用だったトイレも完全な男女別の個室へとリニューアルし、現場から戻った後も快適に過ごせるオフィス環境を整えています。
・時間単位の有休・年間休日120日でライフイベントに寄り添う
2026年からは年間休日を120日に拡充しました。さらに、当社の特徴である時間単位で取得できる有給休暇制度により、結婚や出産、子育てなどのライフイベントにも柔軟に対応できます。病院の受診や保育園の送迎など、日常の予定にも無理なく合わせられる仕組みです。現在、育児休業を取得している社員もおり、ライフイベントと両立しながら働ける体制が整っています。
・転勤なし。地元で自分らしくキャリアを築く
当社には転勤がありません。担当エリアも兵庫県南部が中心のため、生活の拠点を変えることなく経験を積み重ねていけます。結婚や子育てといったライフステージの変化があっても、環境をリセットする必要はありません。「キャリアか、家庭か」の二者択一を迫られることなく、大好きな神戸で、2級建築工事施工管理技士、1級建築工事施工管理技士へとキャリアを築いていけます。
・女性施工管理スタッフが実際に活躍中
建設業界と聞くと、「男性ばかりで肩身が狭い」とイメージしがちですが、橋本建設にはあてはまりません。当社は全社員25名中、男性13名・女性12名と男女比がほぼ同数の職場環境です。
20代・30代の同世代の先輩や、女性の施工管理スタッフが在籍しており、現場での悩みや段取りの迷いも気軽に相談できる環境があります。「今は会社全体としては女性が元気で強いくらいかも(笑)」という声も社内から上がっています。
打ち合わせや社内ミーティングでも、役職や年次に関係なく意見を出し合える風通しの良い社風です。入社後も一人で判断を抱え込むのではなく、周囲と共有しながら進めていく体制を大切にしています。
さらに、当社の女性施工管理スタッフである日下部は、兵庫県建設業協会が制作したPR動画「6人の施工管理技士たち。」に出演し、2026年5月発行の『建通新聞』にも掲載されました。
前職は事務職で建設業界は全くの未経験でしたが、現在はお施主様や職人の皆様とのチームプレイを大切にしながら現場で活躍しています 。
▼ 兵庫県建設業協会のPR動画はこちらからご覧いただけます
(※日下部の出演パートは20分56秒〜)
▼橋本建設で活躍する女性施工管理・社員インタビューはこちら!
》社員インタビュー|日下部
》社員インタビュー |高森
※神戸市「KOBE JOB PORT」にも高森さんのインタビューが掲載されています。
》社員インタビュー |大橋
》社員インタビュー|市部
》社員インタビュー|坊池・諫山
■まとめ

建設業界に興味はあっても、「女性には体力的に厳しいのでは」と不安を感じて、一歩を踏み出せずにいる方も多いことでしょう。しかし施工管理は、重い資材を運ぶ仕事ではなく、工事全体の品質や安全を守るマネジメントの役割です。
現場環境や働き方も、以前とは確実に変わっています。女性専用設備の整備や制度の充実だけでなく、実際に女性技術者が現場で活躍する姿が、当たり前になりつつあります。橋本建設でも多くの女性スタッフが活躍しています。
「自分にできるだろうか」と迷う段階だからこそ、イメージだけで判断するのではなく、仕事の実態を知ることが大切です。神戸で働きながら、技術を身につけ、キャリアアップする。その選択肢の一つとして、施工管理という道があります。
■橋本建設では、未経験・経験者の建築施工管理技士を募集しています!

橋本建設株式会社は、神戸市を拠点に公共工事、民間建築、住宅リフォームを手掛ける総合建設会社です。創業60年以上、売上の7~8割が公共工事という安定した事業構成のもと、神戸市優良工事表彰を2年連続で受賞しています。
未経験の方には、入社5年目までの成長プログラム「はしけんアカデミー」や先輩社員のサポートで、ゼロから丁寧に指導しますのでご安心ください。
施工管理職には、1級建築工事施工管理技士手当34,000円、2級建築工事施工管理技士手当8,000円などの資格手当を支給。住宅手当53,000円、昼食補助金11,000円、皆勤手当など福利厚生も充実しています。月平均残業時間は10時間以下で、プライベートも充実させながら働ける環境です。
神戸の街づくりに携わりたい方、これまでの経験をさらに伸ばしたい方、そして新たに施工管理として力を磨きたい方は、ぜひ採用情報をご覧ください。
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